【自給自足BCP】山間の“アイン村”で春植えサツマイモを初収穫|素材のまま→コロッケまで味わいました

写真はイメージ
株式会社アインでは、災害時の自給自足拠点・避難場所として山間地域に土地と家を確保し、平時はスタッフが畑や山で遊び・学べる場として活用しています。
2025年春に植えたサツマイモが実り、ついに初収穫!! まずはレンチンで素材の甘みを、次にコロッケでホクホクの幸せを ——“アイン村”の日常をご紹介します。
BCPとは・・
BCP(ビーシーピー)とは、「Business Continuity Plan(事業継続計画)」の略で、自然災害や感染症、システム障害などの緊急事態が発生しても、企業が中核となる事業を継続または早期に復旧させ、損害を最小限に抑えるための計画です。平時から「守るべき業務」と「水準」を定め、緊急時の対応策を具体的にしておくことで、企業の存続や社会的な信頼を守ることが目的です。
アインが山間の拠点を持つ理由:BCPと“遊ぶ場”の両立
- 有事:停電・断水・物流寸断時でも、食・水・火・寝床を自前で確保するための避難拠点。
- 平時:スタッフが野菜や果樹を育て、原木椎茸や自生する栗、四季の山菜に触れる食育・自然体験の場。
- 地域の方と野良仕事を通じてつながることで、**レジリエンス(地域のしなやかな強さ)**も高まります。
2025年春に植えたサツマイモ、いよいよ収穫!

- 今年は猛暑の影響で、形やサイズに個性のあるイモがゴロゴロ。
- 掘り上げ後は土を落として追熟し、甘みを引き出し調理するのですが、たまらず・・。
まずは“レンチン”で、素材の甘さをチェック

- 皮つきで一口大にカット → ふんわりラップ → 600Wで3〜5分(サイズで調整)。
- 仕上げに塩ひとつまみ+有塩バター少々で甘みが際立ちます。
- 収穫直後とは思えないしっとり感。自然な糖度がしっかり。
次は“コロッケ”でホクホクのご褒美
(焦げた部分もいい感じ)

簡単レシピ(約8〜10個分)
- 皮をむいたサツマイモ(正味500〜600g)をレンチンまたは蒸して潰す
- たまねぎ1/2個(みじん)+合いびき肉150gを炒め、塩こしょう
- 好みでコーンをIN(食感と甘みがアップ)
- 潰したイモと合わせ、牛乳大さじ1〜2でまとめる
- 小判型→小麦粉→卵→パン粉
- 中温(170–175℃)で2~3分、きつね色になればOK
- 仕上げは粗塩、またはソース+粒マスタードでどうぞ
具を変えれば防災メニューにも : ツナ缶・乾燥ひじき・冷凍コーンなど保存しやすい食材でも美味しく作れます。
畑・山の恵みを活かす“自給自足型”ワークライフ

昨年の冬に仕込んだ原木シイタケ

夏に収穫した、実入りは・・・の枝豆
- 畑:季節の葉物・根菜、果樹の育成
- 山:原木椎茸・栗・山菜は、干し椎茸や瓶詰め、冷凍でストック
- 平時の楽しみが、そのまま有事の備えになる ——アインのBCPは、楽しさと実用性の両立がモットーです。
これからの予定
- 夏の間、伸び切った草木の伐採
- 秋冬野菜の仕込み
- 落葉堆肥・土づくり
- 薪のストック
- 椎茸用の原木選び
- ピザ窯の作製
- 栗の木の周囲をキレイに
- 住めるような家に整備する
- 養蜂箱の整備
- 自然の景色を望む「露天風呂」

春に設置した養蜂箱

いま作製途中の露天風呂